古閑の父「また脳梗塞になってしまいそう」

[ 2008年11月30日 18:01 ]

 宮崎市の宮崎カントリクラブで行われたLPGAツアー選手権リコーカップで2連覇を果たし、初の賞金女王に輝いた古閑美保選手の父、宏二郎さん(46)は「まさに奇跡。うれしくて、また脳梗塞になってしまいそう」とブラックジョークで喜びを表現した。

 10月に軽い脳梗塞を起こし、約2週間入院。だが、順調に回復し、この大会では「美保」と書かれた赤いキャップをかぶって、娘のプレーに熱い声援を送った。
 プロ野球選手との熱愛報道などゴルフ以外でも何かと話題となる人気者の古閑選手には、ハラハラさせられることも多いという。だが、4月に「四国八十八カ所巡り」で賞金女王を祈願した父はそんな娘を「明るいキャラクターこそが本人らしい」と温かい目で見守る。
 不動裕理選手、大山志保選手に続き、3人目の賞金女王を育て上げた清元登子プロも、古閑選手らしいドラマチックな展開に1度は「ついていただけ」と苦笑い。だが、その幸運を呼び込ぶまでの努力を誰よりも知る師匠は「ここ1、2年で大人になった」と弟子の成長に目を細めていた。

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2008年11月30日のニュース