“弔いV”ならず…浅尾組 定位置3位に

[ 2008年9月16日 06:00 ]

ポイントが決まり笑顔を見せる浅尾

 ビーチバレーの「JBVグランドスラム美浜大会」最終日は15日、福井・美浜町で行われ、女子の浅尾美和(22)、西堀健実(27=ともにエスワン)組は準決勝で北京五輪代表の佐伯美香(36=ダイキ)、楠原千秋(32=湘南ベルマーレ)組に0―2で敗れ、3位に終わった。第1セットに浅尾が9本のスパイクを決めて優勝ペアに食い下がったものの、強烈なサーブにリズムを崩された。

 「出ると決めたからには、どん欲に勝ちにいくことがテーマだった。もう少しいいプレーを出して会場を盛り上げたかった」。5日に妹の美紀さん(享年17)を亡くし、悲しみを背負って参戦した浅尾は“定位置”の3位を悔やんだ。20日からは今季国内最終戦として東京・六本木での大会に出場。「相手の観察力やゲームの組み立てなど、研究を積んでいきたい」と課題を口にした。

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2008年9月16日のニュース