中川 五輪出場の貫禄!飛び込み2冠獲得

[ 2008年9月16日 06:00 ]

 第63回国民体育大会は15日、大分・別府市営青山プールなどで行われ、競泳の少年女子B百メートル平泳ぎで福留景子(鹿児島・緑丘中)が1分8秒96の中学新記録で優勝した。少年男子A五十メートル自由形は伊藤健太(愛知・中京大中京高)が22秒92で百メートルに続いて制した。成年女子板飛び込みは北京五輪代表の中川真依(石川・金沢学院大)が完勝し、高飛び込みとの2冠を獲得した。水泳とフェンシングの競技を終え、本大会は27日の開会式で始まる。

 北京五輪に出場した中川が、成年女子板飛び込みに出場し、高飛び込みに続いて優勝。今季最後の大会を終え「締めくくりの演技としてスッキリできた」と笑った。高飛び込みで11位だった五輪について「大規模な大会で自分の演技ができるメンタル面の重要性を感じた。いい経験になった」と収穫を挙げた。今後は五輪前から取り組む技の完成度を上げることを目指す。「決めるときに決められる選手になりたい」とさらなる成長を期した。

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2008年9月16日のニュース