内柴に熊本県が新設の特別賞授与

[ 2008年9月16日 16:51 ]

県民栄誉賞の「特別賞」の賞状を手に記念撮影に納まる、柔道男子の内柴正人選手(左)と熊本県の蒲島郁夫知事

 北京五輪の柔道男子66キロ級で2連覇を果たした内柴正人選手の功績をたたえ、地元熊本県の蒲島郁夫知事は16日、県民栄誉賞の「特別賞」を授与した。すでに県民栄誉賞を受賞している内柴選手のために、県が急きょ特別賞を新設した。

 内柴選手は「ただ一生懸命柔道をして金メダルを取っただけ。すてきな賞をつくってもらいうれしい」と笑顔。知事との歓談では「3連覇した野村(忠宏)さんから、1回目より2回目、2回目より3回目の方がきついと言われている。現役を続けるに当たってちょっと憂うつです」と真顔でジョークを飛ばした。
 授賞式の後、県庁前で肥後ツバキを記念植樹。「ここに木があることで、熊本の後輩たちに『内柴がやるんだったら僕でもやれるんだ』と頑張ってほしい」と話した。

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2008年9月16日のニュース