遼くん 異例の“フットサル調整”

[ 2008年9月16日 06:00 ]

リフティングする石川遼

 18日開幕のANAオープン(北海道・札幌GC輪厚C)に出場する石川遼(16=パナソニック)が15日、異例の“フットサル調整”を行った。練習ラウンドでハーフを回ると、札幌市内のフットサル場に直行。関係者とともに約1時間、汗を流した。

 オフにフットサルの経験はあるとは言え、一歩間違えばケガのリスクもあるが「サッカーは大好きだし、やりたかったから」とあっけらかん。キックオフ後は真剣そのもので、GKを務めながら果敢なオーバーラップでシュートを決めるなど本気でボールを追いかけた。「ゴルフでは使わない筋肉も使うし、良い運動になりました」と満足げに話した。

 今大会を皮切りに石川は残りツアー12試合すべての出場に意欲を見せている。「連戦を不安がってもしようがない」と話すように、大好きなフットサルはリラックス効果もあった。ANAとはスポンサー契約を結び、ホストプロとしての期待も高まるが「スコアを伸ばそうとか意識すると良くない。何も考えないでスイングだけに集中したい」と自然体で臨む。

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2008年9月16日のニュース