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ベルギー代表、胸に哀悼メッセージ…同時テロで試合会場変更

[ 2016年3月30日 09:40 ]

テロの犠牲者に哀悼の意をささげるメッセージが入った上着でウオーミングアップするベルギー代表のDFビヨルン・エンゲルス(AP)

 サッカーの国際親善試合は29日、各地で行われ、ポルトガルはC・ロナウドの得点などでベルギーを2―1で下した。この試合は当初ブリュッセルで開催予定だったが、22日にベルギーで発生した同時テロを受けて安全面の配慮から中止が一度発表された後、ポルトガルのレイリアに会場が変更された。

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキング1位のベルギー代表は犠牲者に配慮し、22日は練習を中止。この日の試合前は犠牲者に哀悼の意をささげるメッセージを胸に記した特別な上着でウオーミングアップをした。

 イングランドは岡崎慎司とレスターで同僚のFWバーディーが先制したが、オランダに1―2で逆転負けした。ドイツはイタリアに4―1で快勝し、この対戦で約21年ぶりの白星。フランスはロシアを4―2で振り切った。(共同)

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