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岡崎「主将」で100戦目「まだまだ貪欲な29歳頑張ります」

[ 2016年3月30日 06:15 ]

<日本・シリア>岡崎(左)の「100試合」を手で表し祝う本田(中)と吉田

W杯アジア2次予選E組 日本5―0シリア

(3月29日 埼玉)
 岡崎が日本人FWとして前人未到の国際Aマッチ100試合出場を達成した。ハリルホジッチ監督から“ご祝儀”として主将に指名され、後半33分までキャプテンマークを巻いてプレー。2戦連発は逃したが、献身的な動きでチームを支えた。試合後のセレモニーでは「こういう場所でスピーチをするのは苦手で何を言ったらいいか分からないですが…」と切り出して会場の笑いを誘いつつ「たくさんの人のおかげで100試合出場することができた。感謝の気持ちを持って、まだまだ頑張りたい。まだまだ貪欲な29歳、これからも頑張ります」と宣言した。

 チームメートから大量の水を掛けられる手荒い祝福や5回の胴上げ。ハリルホジッチ監督からは背番号100のユニホームが贈られ「努力が報われた。チームに忠誠を誓ってくれる素晴らしい人物。1点取ってほしかったけどね」と冗談を交えながら祝福された。レスターに戻れば、プレミアリーグ優勝を懸けた戦いが再開する。「もっとうまくなりたい気持ちでここまできた。それを続けていきたい」とさらなる成長を誓った。

 ≪岡崎の試合出場率は86・2%≫岡崎が国際Aマッチ通算100試合出場。100試合は史上5人目だが、FWでは初めての3桁試合到達だ。岡崎のAマッチデビュー戦(08年10月9日・UAE戦)からこの日のシリア戦まで日本代表のAマッチは通算116試合。この間の岡崎の試合出場率は86・2%で、次いで長谷部と長友が72・4%(84試合)。岡崎は現代表にとって必要不可欠な存在であることが分かる。

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2016年3月30日のニュース