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ワンバックが引退表明「熟慮の末決めた」 W杯4度出場、通算184得点

[ 2015年10月28日 11:00 ]

ホワイトハウスにオバマ大統領(中央)を訪問したワンバック(前列左から2人目)らサッカー女子米国代表(AP)

 女子サッカーで4度のワールドカップ(W杯)に出場し、女子代表選手最多の通算184得点をマークするなど、サッカー界の「顔」として活躍した米国代表FWのアビー・ワンバック(35)が27日、今年限りでの現役引退を表明した。12月16日の中国戦が現役最後の試合となる予定。

 決勝で日本を破ったW杯カナダ大会の優勝報告でこの日、チームメートとともにホワイトハウスにオバマ大統領を訪れた後に発表した。「熟慮の末に決めた。やるべきことはまだあるが、米国にW杯を持ち帰った今夏、女子サッカーに明るい未来を感じた。人生の第2章が楽しみ」などと声明を出した。

 同選手は代表として252試合に出場し、2012年の国際サッカー連盟(FIFA)最優秀選手にも選ばれた。アテネとロンドンの両五輪で米国の金メダル獲得に貢献。W杯は計25試合に出場し、通算14得点は歴代2位。(共同)

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2015年10月28日のニュース