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ベッケンバウアー氏 ドイツW杯招致買収を否定「一切なかった」

[ 2015年10月28日 05:30 ]

06年W杯ドイツ大会の組織委員会会長を務めたベッケンバウアー氏(AP)

 06年W杯ドイツ大会の組織委員会会長を務めたベッケンバウアー氏は26日、05年にFIFAに送金した670万ユーロ(約9億円)がより多額の助成金を得るための手付金だったとした上で「FIFA財務委員会の提案を受け入れたが、拒絶すべきだった。この過ちは私の責任だ」との声明を発表した。

 ドイツの有力誌シュピーゲルが報じたW杯招致での票の買収は「一切なかった」と否定した。ドイツ協会のニースバッハ会長も送金は手付金と主張。FIFAは手付金を求めることは通常ないとし、ブラッター会長が「金を要求したことはない」と反論している。

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2015年10月28日のニュース