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U―22 課題の決定力不足深刻…対外試合4戦でわずか3得点

[ 2015年10月28日 05:30 ]

福岡大戦の前半、こぼれ球に反応した岩波(中央)がシュートを放つも福岡大GK・永石に阻まれる

練習試合 U―22日本代表候補0―0福岡大

(10月26日 佐賀県総合運動陸上競技場)
 U―22日本代表候補は収穫があった一方で決定力には課題を残した。序盤は雨で濡れたピッチに苦戦し、ロングボール一辺倒の攻撃に。ペースを握り始めた前半15分以降はボールを圧倒的に支配したが、決定機でことごとく精彩を欠いた。ベンチに入らず、スタンドで戦況をチェックした手倉森監督は「この年代はボールをつなぐのはうまいが、突破に手間がかかるのが課題」と嘆いた。

 これで7月の親善試合・U―22コスタリカ代表戦以降、対外試合4試合でわずか3得点と決定力不足は深刻だ。DF岩波は「流れの中から点を取れないので、自分がセットプレーで点を取るしかないと思っていた。もう少し自分たちのアイデアがあっても良い」と厳しい表情。指揮官は「(29日の)鳥栖戦では決める人に決めてほしい」と攻撃陣の奮起を促した。

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2015年10月28日のニュース