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広島 4連勝4位浮上 覇権奪回へ選手層の厚み見せる

[ 2015年5月2日 20:37 ]

J1第1S第9節 広島2―0仙台

(5月2日 Eスタ)
 広島がホームで仙台を2―0で下し、4連勝で4位に浮上した。

 0―0の前半37分、MF丸谷の縦パスを受けた今季初先発のU―22日本代表MF野津田が、利き足とは逆の右足で豪快なミドル弾。後半32分には、カウンターで日本代表MF青山が自陣からロングパスを送ると、途中出場のU―22日本代表FW浅野が一気に抜け出す。自慢の俊足でGKとの1対1に持ち込み、冷静にシュートを沈め追加点を奪った。

 アベック弾を決めたU―22日本代表コンビの活躍もさることながら、連戦の中で今季初出場初先発となったMF丸谷の貢献度も光った。ボランチとして守備ではスペースを埋めながら、攻撃面でも積極的に前に出た。丸谷の働きぶりを、森保監督は「素晴らしいプレーをしてくれた。攻守に多く関わってくれた」と称賛。同じく初先発となったMF清水も右ウイングバックで激しい上下動を見せるなど、覇権奪回へ選手層の厚みも感じさせる1勝だった。

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2015年5月2日のニュース