浦和・西川、宇佐美封じてＶロード突き進む！　Ｇ大阪と首位決戦

笑顔を見せながら練習する西川

Ｊ１第１Ｓ第９節 浦和―Ｇ大阪

（5月2日 埼玉）
　首位浦和は２日、ホームで２位・Ｇ大阪との天王山に臨む。リーグ最少失点を誇る鉄壁の守備陣が、６試合連続ゴール中の相手エース宇佐美を意識しているのは明らかだった。試合前日練習を終えた槙野が「相手にとっての記録は止めないといけない」と言えば、西川も「注目されている分、抑えれば浦和というチームを多くの人に知ってもらえる」と腕をぶした。合言葉はストップ・ザ宇佐美だ。

　燃えるべき材料は山ほどある。ホームでのＧ大阪戦は最大の鬼門。昨年１１月、優勝を懸けた状況で０―２と惨敗、優勝した０６年１２月の対戦（３―２）以降は３分け４敗と白星から遠ざかる。ＮＨＫの地上波生中継も決定、前売り券の売り上げも今季最多の約５万５０００枚となった一戦。裏を返せば、Ｇ大阪という難関を突破すれば確かなＶロードが見えてくる。