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ドイツ杯決勝で姉妹対決 大儀見のボルフスブルクが優勝

[ 2015年5月2日 07:44 ]

ポツダム戦で囲まれるボルフスブルクの大儀見

 サッカー女子のドイツ・カップは1日、ドイツのケルンで決勝が行われ、大儀見優季のボルフスブルクが、妹の永里亜紗乃が所属するポツダムを3―0で破って2大会ぶり2度目の優勝を果たした。

 ともに女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会の日本代表メンバーに選出され、姉妹対決に注目が集まったが、2人が同時にピッチに立つ機会はなかった。永里は3トップの一角で先発し、何度か好機に絡んだが得点できず、前半限りで退いた。大儀見は3―0の後半28分からFWで出場した。

 姉妹対決が注目されたが、2人が同時にピッチに立つ機会はなく、ともに「来季に持ち越し」と口をそろえた。初の女子W杯に挑む妹の永里は「まだ実感がない。私よりお姉ちゃんの方が喜んでいて『泣いちゃった』と言われた」と笑った。

 代表のエースFW大儀見にとっては、姉妹での女子W杯出場は悲願だった。「(妹が)いてくれ、と祈って」発表された選手リストを見たという。「自分が入ったことよりうれしい」と目を細めた。(共同)

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