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清水 先発でエース大前外す大胆策も実らず…リーグ5連敗

[ 2015年4月26日 05:30 ]

<広島・清水>後半15分、シュートを放つ六平

J1第1S第7節 清水0―2広島

(4月25日 Eスタ)
 清水は敵地で広島に0―2で敗れ、09年11月以来約5年半ぶりのリーグ5連敗となった。

 MF六平は膝をつき、うつむいた。0―1の後半15分、ゴール中央でFWウタカとパス交換。フリーで右足を振り抜いたが、相手GKにはじかれた。最大の決定機を逃し「自分が決めていれば展開も違った」。公式戦の連敗を7で止めた22日のナビスコ杯・仙台戦(アイスタ)のような勢いはなく「もったいなかった」と嘆いた。

 かみ合わない。この日の布陣は仙台戦と同じ4―1―4―1。チーム最多の3得点を挙げるエース大前を先発から外し、ウタカ、FWデュークの両助っ人が初めて先発そろい踏みした。後半開始から30分すぎまでは相手を押し込むも、バイタルエリアでミスを連発。特に右サイドのデュークからの効果的な崩しが少なかった。「守備を多くやらないといけなかった。でも、連係はできている」とデューク。一方、六平は「向こう(外国人)の要求に合わせる分、こっちも要求していかないと」と改善の必要性を訴えた。

 次節29日はMF本田主将が累積警告で出場停止。MF村田も前半に右太腿裏を痛め、ベンチに退くなど苦境が続く。「チームがプラスになるよう修正する」と大榎監督。課題を一つずつ克服することが勝利への近道になる。 

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