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止まらない宇佐美!“忍者プレー”で初の5試合連続ゴール!

[ 2015年4月26日 16:10 ]

<G大阪・新潟>後半3分、宇佐美(左)はリーグ5戦連発のゴールを決め、笑顔でハイタッチ

J1第1S第7節最終日 G大阪2―1新潟

(4月26日 万博)
 J1は26日、第1ステージ第7節最終日の1試合が行われ、G大阪の日本代表FW宇佐美貴史(22)がホームの万博記念競技場で行われた新潟戦で自身初の5試合連続ゴールを決めた。

 宇佐美が頭脳的なプレーで1点をもぎ取った。0―0で迎えた後半開始早々の3分だ。自らのドリブル突破がファウルで止められ、ペナルティエリア手前の右サイドでフリーキックを獲得。

 これを蹴った元日本代表MF遠藤のボールは相手GK守田にがっちりキャッチされたが、宇佐美は諦めていなかった。味方のフィールドプレーヤーに指示を出すことに集中していた守田の背後に息を殺して身を潜ませると、宇佐美の存在に気づいていない守田がボールを手から離した瞬間に回り込んでボールをかっさらい、右足を一閃(せん)。ボールはゴール右上に突き刺さる劇的な先制ゴールとなり、自身初の5試合連続弾となった。

 12日の清水戦(アイスタ)では、味方の日本代表GK東口がゴール前で手放したボールを相手FWに奪われて、得点を決められる失態を犯したばかり。「1回、ヒガシくんがやられているんで、それで勉強してました」。味方のミスをヒントにした頭脳的な“忍者プレー”でリーグ単独トップの今季8得点目を奪った宇佐美は、そう言ってニヤリと笑った。

 

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