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浦和・関根、持ってる20歳1号!結果出せて「ホッとしている」

[ 2015年4月26日 05:30 ]

<浦和・名古屋>前半39分、関根が先制ゴールを決め槙野(左)らに祝福される

J1第1S第7節 浦和2―1名古屋

(4月25日 埼玉)
 持ってる男は、節目で決める。20歳になりたての関根が、ACL敗退で意気消沈した浦和を生き返らせた。前半39分、ペナルティーエリア内でこぼれ球を拾うと、2タッチで闘莉王をかわし、相手DFの股を抜くシュート。「落ち着いて決められた。2タッチ目が良くて、リズムよく相手をかわせた」とイメージ通りの今季初得点を決め、2点目の起点にもなった。

 チームはACL敗退後の初戦。自身は19日に20歳となって初の公式戦で「結果を残せていなかったのでホッとしている」と息をついた。23日のミーティングで欧州CL準々決勝バイエルンM―ポルト戦の映像を見た。ペトロヴィッチ監督に自らをドイツ代表DFラームに例えられ「動きだしのタイミングやクロスの質などが参考になった」という。

 当面の目標は来年のリオデジャネイロ五輪出場だが、3月のU―23アジア選手権予選の予備登録50人にも選ばれずにクラブでの飛躍を心に決めた。「得点を当たり前に決める選手にならないといけない」。7戦無敗で首位に立つ浦和の主力アタッカーが、ひたむきにゴールを狙っていく。

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