なでしこ佐々木監督、ベテランも重視！Ｗ杯へ世代交代より調子

なでしこジャパンの佐々木監督

　６月６日開幕の女子Ｗ杯カナダ大会に出場するなでしこジャパンの佐々木監督が、連覇に向けてベテラン勢の重要性を強調した。

　予備登録メンバー３５人の発表から一夜明けた２５日、多摩陸上競技場で開催された日テレ―新潟戦を視察。「経験ある選手が頑張っていることはリーグ戦が示している。結果が求められるし、世代交代して臨まなければならないわけではない」と語った。

　予備登録メンバーには昨年５月のアジア杯以来、代表から遠ざかっているＭＦ澤（ＩＮＡＣ神戸）、ＦＷ丸山（高槻）らが選出された。最終メンバー２３人は来月１日に発表予定で、指揮官は「ここから２３人を絞るのは至難の業。故障などもあるので、最後の最後まで見極めたい」と説明。ニュージーランド戦（５月２４日、丸亀）、イタリア戦（同２８日、長野）の親善試合を行う国内合宿にはサポートメンバーを帯同する方針も示した。