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急きょ欠場も…ケディラ ロベカル以来の同一年2冠達成

[ 2014年7月15日 06:07 ]

エジル(右)とともに優勝を喜ぶケディラ(AP)

W杯ブラジル大会決勝 ドイツ1―0アルゼンチン

(7月13日 リオデジャネイロ)
 Rマドリードに所属するドイツのMFケディラが史上10人目となる欧州CL(前身の欧州チャンピオンズ杯を含む)との同一年2冠を達成した。

 当初は先発予定もウオーミングアップ中にふくらはぎを痛めて急きょ外れた。歓喜の瞬間はベンチで迎えたが、準決勝ブラジル戦ではゴールを決めて貢献。02年のブラジル代表DFロベルト・カルロス(Rマドリード)以来となる快挙を成し遂げた。

 ≪4度目Vは2位タイ≫ドイツが延長後半8分にFWゲッツェが決勝ゴール。90年以来6大会ぶり通算4回目(54、74、90、14年)の戴冠を果たした。優勝4回はブラジル(5回)に次いでイタリアと並ぶ2位タイとなった。前回優勝の90年時は西ドイツだったため、東西統一されてから初めての優勝。また、過去7回あった米大陸開催のW杯はすべて南米勢が優勝(ブラジル3回、ウルグアイとアルゼンチン各2回)していたが、初めて欧州勢が制覇した。

 ≪3大会連続延長戦≫決勝が延長戦まで突入したのは3大会連続通算7度目。延長後半8分のゴールは、前回大会のイニエスタ(スペインMF)の延長後半11分に次ぐ、2番目に遅い優勝決定弾となった。

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2014年7月15日のニュース