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アルゼンチン指揮官は選手称賛「彼らは戦士だった」

[ 2014年7月15日 05:30 ]

試合後、さえない表情で表彰を見守るアルゼンチンのサベジャ監督(左)、メッシら(ゲッティ)

W杯ブラジル大会決勝 アルゼンチン0―1ドイツ

(7月13日 リオデジャネイロ)
 メッシ中心のチームづくりでチームを90年大会以来の決勝に導いたアルゼンチンのサベジャ監督は「彼らは戦士だった。相手の力を考えれば、今大会で最高の試合と言える」と選手をねぎらった。

 一方でシュート本数はドイツと同じ10本ながら、決定機はアルゼンチンの方が多く演出した。遠かったゴールに「少しだけ、効率性が足りなかった」と悔しい表情。自身の去就については明言しなかった。

 ≪3回目準V≫アルゼンチンがドイツとの3度目の決勝対決に敗れ、86年大会以来7大会ぶりの優勝はならず。準優勝は30、90年に次いで3回目。準優勝3回はドイツ(4回)に次いでオランダと並んだ。

 ≪450分で2得点≫アルゼンチンは決勝トーナメント(T)4試合のうち3試合が延長戦。1大会3試合延長は90年イングランドと並ぶ最多だが、通算450分間も戦ってわずかに2ゴール。決勝Tが16チームとなった86年大会以降、優勝チームの決勝T最少得点は前回大会で優勝したスペインの4得点(0失点)。アルゼンチンがマラドーナを擁して優勝した86年大会では8得点(3失点)だった。決勝Tでは2試合のPK戦を制して、4試合1失点の鉄壁の守備を誇るも、最後は決定力不足が響き、頂点を逃す形となった。

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2014年7月15日のニュース