今週の丸山元気!

ヴァルコイネン 仕上がり良好「展開ひとつ」

[ 2017年2月10日 16:30 ]

 今週は土日合わせて15鞍に騎乗します。

 アルマヴァジュラ(土曜3R)は追い切りの感じは良かったですよ。成績は冴えませんが、もう少しやれていい馬だと思います。

 ブレイクエース(土曜9R)は、先週美浦で乗った時よりも今週の方が動きや息の入りなんかは良かったですね。小倉で一度このクラスを勝っていますし、体が絞れていれば、もっとやれると思います。

 アドマイヤガスト(日曜6R)も動きは良かったですね。芝の長丁場は合っていると思いますし、変わり身を期待したいですね。

 バトルグランドリイ(日曜8R)は小倉が合っていますからね。馬の雰囲気も悪くないですし、もっとやれると思います。

 ヴァルコイネン(日曜9R)は休み明けになりますが、動きは悪くないですし、マズマズの仕上がり。終いは脚を使いますし、展開ひとつだと思います。

 今週も応援をよろしくお願いします。

 【山崎の見解】

 ●土曜日(2月11日・小倉)

 1Rピリナ ☆☆☆ 前走は逃げて9着だったが、雁行状態で先行馬にはかなり厳しい展開。小回り平坦の小倉替わりは好材料で、マイペースで運べれば粘り込みも可能。好メンバーが揃っていた前走で4着と健闘したプローチダ、小回り向きの先行力があるフィルムフランセ、前走でダート適性を示したサイモンミラベルが上位候補か。

 2Rカゼノアスリート ☆☆ 好位で流れに乗れた前走が好内容の5着。小柄で滞在競馬は合っており、立ち回りひとつで上位食い込みも。1000メートル向きのスピードがあるウイナーズロード、渋太さが増してきたバナナボート、前走は躓く不利があったサウスギガパワーが上位候補か。

 3Rアルマヴァジュラ ☆ ここまで2戦しているが8着が最高着順。リフレッシュ放牧の効果はありそうだが、メドの立つ競馬ができれば上出来か。距離短縮は好材料のウインペイザージュ、堅実なカシノロマンス、実績のある芝に戻るハシレマサムネが上位候補か。

 6Rハイデンガールズ ☆☆☆ 未勝利勝ち時に現オープン馬ナックビーナスを負かしている実績があり、500万でも通用する下地は十分。条件が合わず昇級後の成績は一息だが、適条件のダート短距離で一変しても不思議ではない。小倉ダート1000メートルで現級勝ちの実績があるアヴェーヌモン、終い堅実なキチロクステージ、マイペースなら渋太いジャストザヨコハマが強敵か。

 7Rラペルトワ ☆ 中央500万ではメドが立っていない現状。平坦の小倉で少しでも前進があればいいが…。前走は直線半ばまで行き場がなく脚を余したサマーローズ、前走は直線で不利があったエッジースタイル、小回り向きの器用さがあるルフォールが上位候補か。

 9Rブレイクエース ☆☆☆ 気性的に難しい面があり近走成績は一息だが、今回と同じ小倉ダート1700メートルで現級勝ちの実績あり。脚抜きのいいダートも得意で、変わる可能性は十分。一叩きされで上積み十分のスノードルフィン、堅実なレーヌドオリエント、相手なりに走るライトブリンガーが強敵か。

 10Rミヤビベスト ☆☆ 前走は超のつくスローペースとはいえ、逃げて上がりも34秒台でまとめていれば評価は落ちない。開幕週の馬場は歓迎で、500万でも差のない競馬が可能。前走は脚を余したワンダープチュック、前走で500万でもメドが立ったウインガナドル、長くいい脚を使えるロードアルバータが上位候補か。

 11Rデンコウヒノマル ☆ 過去に現級勝ちの実績はあるが、近走が2桁着順続き。リフレッシュ放牧の効果でどこまで変わるかだが…。距離短縮は好材料のシゲルノコギリザメ、安定感が増してきたアドマイヤゴッド、前走は折り合いを欠いたアレスバローズが上位候補か。

 12Rジュヒョウ ☆☆ 内目を通ったとはいえ、最終追い切りで上々の時計をマークし状態は良好。過去に今回と同じ小倉1800メートルで1000万3着の実績があり、変わっても不思議ではない。長期休養明けの前走でも2着と能力を示したキラージョー、小回りは合うミスドバウィ、追い切りで抜群の動きを見せているエーティーサンダーが上位候補か。

 ●日曜日(2月12日・小倉)

 6Rアドマイヤガスト ☆☆ ワンペースでもう一押しが課題だが、大きく崩れる事は少ないタイプ。開幕週の馬場は歓迎で、渋太さを生かせる展開なら粘り込みも。長くいい脚を使えるウインブルーローズ、最終追い切りで上々の動きを見せたナムラヘイハチロー、終い堅実なマイネルレオーネが上位候補か。

 7Rブラウンアニマート ☆☆ ダートに戻した近2走がメンバー最速の上がり。他力本願な面は残るが、小倉特有の乱ペースになればハマる可能性も。距離延長は好材料のプレスアテンション、中央再転厩となるが追い切りの動きは上々のサンライズサーカス、前走は不利があったボーントゥレインが上位候補か。

 8Rバトルグランドリイ ☆☆☆ 気性的に滞在が合うのか、小倉1200メートルで未勝利を勝ちし、現級3着の実績もある。スピードを生かせる開幕週の馬場は歓迎で、変わる可能性は十分。休み明けの前走が好内容の2着だったファド、終い堅実なサプルマインド、小回りの1200メートルは合うコスモラパンが上位候補か。

 9Rヴァルコイネン ☆☆ 勝ち味に遅いが、現級で2着2回3着3回と能力は互角以上。終いは堅実なタイプで、流れひとつで上位食い込みも。復調気配のラウレアブルーム、小倉は堅実なトルストイ、終い堅実なレヴィンインパクトが上位候補か。

 10Rスワーヴラーシド ☆☆ 昇級初戦の前走は8着だったが、潜在能力は確か。芝でも好走歴があり、クラス2戦目で前進は必至。小倉は相性が良いナムラエルサ、鋭い末脚を持っているトーセンクリス、前走は外を回りロスの多い競馬だったダイワプロパーが上位候補か。

 12Rメイショウブシン ☆ 現級での好走歴は多数あるが、年齢的なものか近走の成績は一息。半年振りの実戦でもあり、上位争いまでは…。終い堅実なステイキングダム、綺麗な開幕週の馬場は歓迎のタイセイアプローズ、過去の対戦比較から1000万でも通用する下地はあるマイネルツィールが上位候補か。

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