【有馬記念】リーチ一発!武豊の手腕に期待

[ 2009年12月27日 06:00 ]

馬房内でカイバをはむリーチザクラウン

 リーチザクラウンは26日午後4時19分、イコピコと同じ馬運車で有馬記念決戦の地・中山競馬場に到着した。輸送後も至って落ち着いた様子。村木厩務員は「首都高と中山の直前で渋滞があったけど、これくらいなら良しとしよう」と笑顔で語った。

 ダービーの516キロから比較すると、馬体重が戻りきっていない今秋の3戦。しかし、前走・ジャパンCよりはプラス体重で出られそうだ。「競馬場で一晩過ごす前日輸送の方が体重が減らない。調教後に518キロあったから、輸送で10キロ減っても前走よりはプラスで出られるはず」と村木厩務員は胸を張った。
 態勢は万全。あとはゲートが開くのを待つだけだ。「この馬の場合は相手関係ではなく、自分の競馬をできるかに懸かっている。4コーナーで答えが出ているレースではなく、直線でオーッと騒がれるような競馬をしてほしい。鞍上が考えて乗ってくれるはず」と名手・武豊の腕に期待していた。

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2009年12月27日のニュース