武豊8年連続ならず…内田が初の年間最多勝!

[ 2009年12月27日 11:17 ]

京都大賞典を制したオウケンブルースリと鞍上の内田博幸騎手=10月11日

内田「武豊という偉大な人がいたから頑張れた」

 日本中央競馬会(JRA)の内田博幸騎手(39)は27日、中山競馬の第3レースで勝ち、初の年間最多勝を決めた。武豊騎手の8年連続タイトル獲得は成らなかった。
 内田騎手は第3レースの勝利でことしの146勝目をマーク。武豊騎手が第4レース以降の騎乗機会ですべて勝っても144勝止まりとなることから最多勝が確定した。
 福岡県出身の内田騎手は1989年に地方競馬(大井所属)デビュー。中央競馬に移籍した昨年は3月からの騎乗ながら123勝で2位。今年は2月のフェブラリーステークス(G1)を制するなど、着々と勝利を積み重ね、9月21日に新潟競馬の第4レースで2年連続のJRA年間100勝を達成。今月20日には今年の騎乗数を953回とし、06年の岩田(952回)を抜き、JRA年間最多騎乗を更新した。
 地方時代は通算3153勝。4年連続最多勝や日本記録の年間524勝(中央含む)も樹立し、騎乗技術の確かさには定評があった。

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2009年12月27日のニュース