【有馬記念】ブエナ４９年ぶり快挙に半馬身届かず

　１９６０年のスターロツチ以来４９年ぶりの３歳牝馬Ｖを狙った１番人気ブエナビスタだったが、半馬身届かなかった。新パートナーの横山典を背に、これまでより前めのポジションでレースを進めた。余力たっぷりに、コーナーを回り、一度は先頭に躍り出た。今秋のリズムの悪さを払しょくするほどの抜群の手応えで、栄光のゴールへ向かった。勝ち馬に屈したものの、最後まで食らいつき２着。横山典は「ごちゃついた部分があった」としながらも「馬は頑張ってくれた」とねぎらった。