【有馬記念】（５）コスモバルク＆馬体解説

コスモバルク（１１月・ＪＣ）

　金曜に中山入りしたコスモバルクは早朝と午後の２回に分けて乗り運動を行い、ゲートインに備えた。「少し太いかな、という気もするが馬は元気いっぱい」と鹿島厩務員。「（午前）１時頃にカイバおけをガンガン鳴らして起こされた。昔はよくあったけど、最近はおとなしかったから。久しぶり」と、かつての闘争心が戻りつつある。史上初の６年連続出走。「本当に凄い馬。枠もいいし、見せ場はつくってほしい」と話した。

　▼馬体解説　常に適度な気合乗りで、キビキビとリズム良く周回している。馬体の張りや毛ヅヤも上々で、パドックはかなり良く見せるタイプといえる。イレ込みは歓迎できないが、元気がないよりはうるさいくらいの方が良さそう。年齢的に大幅な変わり身となると疑問も…。