【ラジオNIKKEI杯】豪快差し切り!ピサ重賞初V

[ 2009年12月27日 06:00 ]

ヴィクトワールピサがゴール直前でコスモファントム(奥)を差し切り勝利

 26日、阪神競馬場で行われた「第26回ラジオNIKKEI杯2歳S」は単勝1・6倍、断然の1番人気に支持されたヴィクトワールピサ(牡=角居)が豪快な差し切り勝ちで重賞初勝利を飾った。

 直線2番手から、しぶとく粘るコスモファントムをヴィクトワールピサが外から急追。最後まで脚勢は衰えずクビ差とらえてのゴール。「動きたい時に動ける位置につけたかった。いい形になりました。1戦ずつ良くなって来年が楽しみ」と武豊。
 今後は山元トレセンに放牧へ出て来春に備える。角居師は「まだ、こわごわ時計を出しているような段階で。これからですね」と、さらなるパワーアップを見込む。10月25日の新馬戦から始まったローズキングダムとのライバル物語がどんどんヒートアップしていく。

 ◆ヴィクトワールピサ 父ネオユニヴァース 母ホワイトウォーターアフェア(母の父マキアヴェリアン)牡2歳 栗東・角居厩舎所属 馬主・市川義美氏 生産者・北海道千歳市社台ファーム 戦績4戦3勝 総獲得賞金5654万9000円。

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2009年12月27日のニュース