西川貴教 「イナズマロックフェス」立ち上げ当初の風当たり告白「アーティストに声をかけても…」

[ 2024年5月18日 12:26 ]

歌手の西川貴教
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 歌手の西川貴教(53)が17日深夜放送の日本テレビ「バズリズム02」(金曜深夜1・14)に出演。自身が主催する「イナズマロックフェス」の立ち上げ当初の反応を明かす場面があった。

 この日は「BRAHMAN」TOSHI-LOW、「ROTTENGRAFFTY」NOBUYAとともに各地でフェスを主催する3人でゲスト出演。滋賀ふるさと観光大使も務める西川も2009年にスタートした滋賀県の琵琶湖湖畔で開催する「イナズマロックフェス」の主催者として出演した。

 もともと地元でフェスを開催しようと思ったきっかけについて、西川は「地元に貢献したいという大義名分がありつつ、お袋がそのタイミングで病気して、お袋の面倒をみたいんだけど、やっぱりこの仕事やっていると、なかなか地元に帰れないし、タイミングも難しい。だったら、仕事作るしかないなが、実は本当(の理由)」と明かした。

 主催という形を取ったのは「もともとフェスって、それぞれこういうアーティストが出ているカラーがある、とか、このアーティストが出るからこの系統ね、とか、1日中楽しんでもらうから、ブッキングがそうなってくるんですけど、僕とかはそこのグループに入れていいか、余ってたんですよね。フェスに呼ばれたことがあまりなくて」と西川。「僕らのデビューって90年代なので、そこまでフェス文化がまだまだ(なかった)。みんな単独でライブをやったり、ツアーやったり、一緒に対バンとかのツアーでサーキットはあったけど、フェス文化がなかったので、遅ればせながら、呼ばれたりとかしてみたいなと思いながら、“呼ばれないんだったら、自分でやろう”」と考えたという。

 さらに「普通にロックフェスに出ているアーティストに声をかけても、立ち上げた当初は“お宅は結構です”と言われることが結構多かったから」と、今でこそ日本最大級の地域密着型フェスに成長した同フェスの立ち上げ当初の風当たりをぶっちゃけた。

 「逆に、普段、今でこそ、いろいろ、ロックフェスにもアイドルが出たり、いろいろなグループが出るようになりましたけど、普段出ないようなアーティストを是非呼んで、うちの田舎に来てもらって」と西川。「もともと滋賀県って京都とかに比べると、目的をもって来ていただくような土地じゃなかったので、人が集まってくれること自体がうれしいから、来てくれている人を全員で温めようっていう。その真心の精神でやっているから」と地元でのフェス開催への思いを明かした。

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