中学生で一人暮らし、腹違いの兄弟が7人 すがちゃん最高No.1の壮絶な人生は「漫画の主人公の気持ち」

[ 2024年5月10日 13:56 ]

「ぱーてぃーちゃん」の(左から)金子きょんちぃ、すがちゃん最高No.1、信子
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 お笑いトリオ「ぱーてぃーちゃん」のすがちゃん最高No.1(32)が、9日深夜放送の東海テレビ「千原ジュニアのヘベレケ」(木曜夜0・25)に出演。中学生から一人暮らしという壮絶な人生を語った。

 すがちゃん最高No.1は3歳で母親を亡くし、父、祖父母、父の姉である伯母と山形で暮らしていたという。ただ、「親父が破天荒で酒に女にタバコにってタイプで、他に家庭作ってほぼ家に帰って来てなかった」と回想。さらに「(兄弟は)7人腹違いがいるらしくて、全員集めると願い事叶うって言われてるんです。ドラゴンボール式で」とあっけらかんと語った。

 そして、小学5年時に伯母から「東京に行こう」と誘われたものの拒否。というのも、その直前に友人と行ったお祭りで占い師から急に声をかけられ「人生の転機が近々あるから『向かう』を選びなさい」と言われたという。

 ただ、当時は「とがっていた」ことから、東京行きを拒否。「もし行ってたら、多分ですけど、僕、アイドルなってました。カッコいいんで」と冗談交じりに胸を張った。

 その後、祖父が亡くなり、祖母も1年足らずで体を悪くして施設へ。「そこから1人って感じになりました」と中学1年で一人暮らしがスタートしたものの「気付かなかったんですよ。徐々に人がいなくなったので」と当初は1人ということに気付かなかった。

 気付いたきっかけとして「中1の5日目ぐらいに何か忙しいなって。家帰って晩ご飯作って、洗濯もしないといけない。突然、俺1人で住んでねぇか?って気付いた」と家事に追われたことからとし「でも僕めちゃくちゃ性格明るいんで、“かっけーな”って。漫画の主人公の気持ちで全然明るく愉快に」と中学生ながら1人暮らしを前向きに楽しんでいたと振り返った。

 破天荒な父親はたまに帰って来たこともあったといい、2年ほどまえに父親も逝去。ただ「大人になってからは親父と一緒にコンパ行ったりとか」と仲は悪くなかったと明かした。

 これまで、学生時代のことを話さなかった理由として「(麒麟の)田村さんのホームレス中学生もあるし、面白い話と思ってなかった」と説明。ただ、ラジオ番組で壮絶な人生を語ったことから「面白いから話していきなよ」と薦められ、テレビ番組などでこれまでの壮絶な人生を語る機会が増え、本も出版したと明かした。

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