若狭勝弁護士　性加害問題に揺れるジャニーズ事務所「もう1度信頼を回復して動き出すためには」

弁護士の若狭勝氏
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　元東京地検特捜部の若狭勝弁護士が3日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に生出演。ジャニーズ事務所元社長のジャニー喜多川氏（享年87）の性加害問題をめぐり、2日に行われた2回目の事務所の会見についてコメントした。

　会見では被害者補償は11月以降になると説明していたが「補償に関して言うと、スケジュール感をもう少し出した方がよかったと思う」と指摘。

　「どのくらいをめどに補償を完了させるかということを一応示したほうがよかったと思う。企業のCM離れ、テレビ局のタレント起用見送りになってるけど、企業は3カ月、6カ月先を見据えていろんな動きをする。会見ですと、いつごろまでに補償が終わるかが全く分からない状況。企業は今後動きようがないから、今のような見送るという状態が推移してしまう恐れがある」と推測。

　その上で「もう1度信頼を回復して動きだすためには、スケジュール感を出したほうがよかった」と述べた。