元男闘呼組の土田一徳氏 会見受け、複雑な心境吐露「素直に受け入れてよいのだろうかとまだ疑っている」

[ 2023年10月3日 09:19 ]

土田一徳氏X(@kazunori_sakai0)から

 男闘呼組の元メンバーとしても知られる土田一徳氏が3日、自身のX(旧ツイッター)を更新。故ジャニー喜多川元社長による性加害をめぐり、ジャニーズ事務所が今後の会社運営について都内で会見を開いたことを受け、受け止めをつづった。

 「会見を見ました」とし「まず、心に寄り添うってどういう事なのだろうかと、しばらく考えてしまって見過ごしてしまった部分がありました」と記した。

 続けて「あと記者さんの、東山さん自身のジャニーさんの行為への責任は?との質問に 30、40年前、見て見ぬふりをしてきたのは事実で・・・僕自身に勇気がなかった。あそこで僕が勇気を出して言っていたらの言葉に37年間、心に刺さっていた、いくつかのうちのひとつが、溶けてゆく感覚になった自分を、素直に受け入れてよいのだろうかとまだ疑っている、それが感想です」と明かした。

 2日の会見では、従来のジャニーズ事務所は「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に社名変更され、被害者救済や補償に特化。東山紀之を社長、井ノ原快彦を副社長とする新たなエージェント会社を1カ月以内に立ち上げるとした。救済や補償の具体的時期、再発防止策などにも言及した。

 土田氏は8月30日、「不整脈による心肺停止」で救急搬送されたことを代理人が報告。「その日から12日間ICUで集中治療を受けていましたが記憶にないです」とし、ジャニーズ事務所の1度目の会見が行われた9月7日は「ICUで彷徨(さまよ)っていた」として見ることができなかったと説明していた。

 2日の投稿では、現在、退院のめどが立ったとして「前回はICU治療中で会見は見れませんでした。現在声帯も傷つき声もまともに出せませんので自分の声で伝えたいですが。動画で見ましたが誰に対して何を反省し総括し再出発したいのかがさっぱりわかりませんでした」と、前回会見を録画で見直した今の思いを吐露。「今日の会見は筋が通った物を期待しております。後ほど私の思いを述べさせて頂きます」と記していた。

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