風間晋氏 原発処理水巡る中国対応「日本国内がある意味割れていることが付け込まれていると…」

[ 2023年8月28日 12:38 ]

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 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が28日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。東京電力福島第1原発処理水の海洋放出に対する中国の対応に言及した。

 中国政府は日本からの水産物輸入を全面的に停止するなど海洋放出に強く反発。中国国内では日本人学校に石や卵が投げ込まれ、日本では中国の国番号「86」で始まる迷惑電話が相次いでいる。

 また、中国のインターネット上では「小日本」という蔑称を使って海洋放出を非難する書き込みが続出。日本製品をバッシングし、不買運動を扇動する動画も多数投稿された。日本への渡航を禁止するように訴える声もあり、訪日団体旅行は予約キャンセルが続出。対日世論は急速に硬化し、日中関係の冷え込みは必至な状況になっている。

 風間氏は「中国の場合はやはりネットの規制を物凄くやっている国なので、こういう不満とか迷惑行為がネット上に拡散されてるということは、要するにそういう世論があるんだってことを目に見える形で作り出したいという部分というのが凄くあるんだと思うんですね」と指摘。そのうえで「だから実は中国政府がやめようと言わないと、やめないというところがあると思います。ですから中国政府に対応するよりも、僕自身は、日本国内がある意味割れていることが付け込まれているという部分があると思う。ですから日本国内で、きちんとした理解とか支援というものを徹底してやっていくということも大事なんだろうと思います」と自身の見解を述べた。

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