永山絢斗被告、初公判で大麻所持認める 「18、19歳から継続使用」

[ 2023年8月28日 11:04 ]

永山絢斗
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 東京都の自宅で大麻を所持したとして、大麻取締法違反(所持)の罪に問われた俳優の永山絢斗被告(34)は28日、東京地裁(寺尾亮裁判官)の初公判で起訴内容を認めた。検察側は、大麻への依存性が認められるとして懲役6月を求刑した。

 検察側が読み上げた永山被告の供述調書の要旨によると、中学2年の時、先輩に勧められ音楽イベントで初めて大麻を使用。その際は気持ち悪くなったが、18歳か19歳の時、飲酒中に友人に勧められ再び吸った。安心して眠ることができ、以降は継続的に使っていたという。

 起訴状によると、6月15日、東京都目黒区の自宅で乾燥大麻約1・694グラムを所持したとしている。

 永山被告は黒っぽいスーツとネクタイにマスクを着用して出廷。寺尾裁判官に「間違っているところはありますか」と問われ「ありません」と述べた。

 捜査関係者によると、警視庁が同日夜に自宅を家宅捜索し、乾燥大麻が見つかった。翌16日、4月に大麻を所持した疑いで逮捕し、さらに6月15日に所持した疑いで再逮捕した。

 東京地検は6月15日の所持についてのみ起訴。7月7日、永山被告は保釈保証金300万円を納付し、保釈された。

 永山被告は2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原隆家役が決まっていたが、NHKは降板を発表した。

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