橋下徹氏 “中国対策”に関し「中国人観光客の第1接点の空港で数値の情報とか水産物の安全の情報を」

[ 2023年8月28日 12:33 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(54)が28日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。東京電力福島第1原発処理水の海洋放出に対する中国の対応に言及した。

 中国政府は日本からの水産物輸入を全面的に停止するなど海洋放出に強く反発。中国国内では日本人学校に石や卵が投げ込まれ、日本では中国の国番号「86」で始まる迷惑電話が相次いでいる

 また、中国のインターネット上では「小日本」という蔑称を使って海洋放出を非難する書き込みが続出。日本製品をバッシングし、不買運動を扇動する動画も多数投稿された。日本への渡航を禁止するように訴える声もあり、訪日団体旅行は予約キャンセルが続出。対日世論は急速に硬化し、日中関係の冷え込みは必至な状況になっている。

 橋下氏は「中国政府が日本への観光を禁止しない限りは、これから多くの中国人観光客が来ますから、空港が中国人観光客の第1接点ですから、この空港できちっといろんな数値の情報とか水産物の安全の情報をどんどん出すべきだと思います」と言い、「僕ら韓国行くと空港から地下鉄からとにかく竹島の韓国側の主張をがんがん浴びせられるわけですよ。僕は韓国の主張は認めませんけれども、空港とかできちっと日本の主張を伝えていく」と自身の考えを述べた。さらに「外交的にはグローバルサウスという国を味方につける。それから水産物について中国が輸入しないということであれば、われわれがきちっと消費をしていく。福島の水産物に限らず日本の水産物含めて日本国内で消費していくということも必要だと思うので、本当にここは日本の政治家に頑張ってもらいたい」と話した。

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