4人組レゲエグループ「MACK　JACK」母校・高知中央にエール　13日に履正社と対戦

高知中央にエールを送るMACK　JACKの（左から）アリ、ミッチェル、チャイ、ジャガジー
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　元高校球児で神戸在住の4人組レゲエグループ「MACK　JACK」が12日、神戸市内で、あす13日に阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で行われる全国高校野球選手権大会2回戦に挑む母校・高知中央高校にエールを送った。

　メンバー4人のうちリーダー、ミッチェル（31）とアリ（31）、チャイ（31）は高知県代表として春夏通じて甲子園初出場を決めた同校野球部OBで同級生。3人にとって高校球児として最後の夏となった2009年の高知大会では全員がベンチ入り。2回戦で強豪の明徳義塾と対戦し、0ー4で敗れて涙を飲んだ。

　チャイとミッチェルは主に野手としてレフトを守り、特にミッチェルは得点圏に強い5～7番を打つ打者だった。アリは球持ちの良いサウスポーで阪神の岩崎優のような投手だったという。

　高校卒業後は「野球部はレゲエに行きがち」というリーダーのミッチェルを中心に12年にレゲエグループを結成。ミッチェルが神戸市内の中学に通っていた時に同級生だったジャガジーも14年に加わった。

　今夏、各地の高校野球地方大会応援ソングに採用された「アンセム」について、ミッチェルは「僕らの中では甲子園まであと一歩くらいのシチュエーションをイメージしてて、あと1個勝てば甲子園だから絶対に諦めんなって思いを込めて作らせてもらった応援歌」と熱く語り自身たちの歌でもエールを送る。

　母校はあす13日は強豪、履正社高校と対戦。後輩たちに向けてミッチェルは「ネームで負けずに自分たちの野球を堂々と出来たら勝てるんで頑張ってほしいです。期待してる選手はサードの奥田選手。得点圏に強い打者なんで」と自身の高校時代と重ねてエールを送った。

　試合は大会第8日の第1試合で午前8時から行われ、メンバーも全員で球場に応援で駆けつける予定。