大谷翔平の「食」へのこだわり 学び試す古内義明氏「手探りの中で100年ぶりの二刀流達成してる」

[ 2023年4月11日 14:01 ]

エンゼルス・大谷
Photo By スポニチ

 エンゼルス・大谷翔平(28)の驚くべき食生活が、9日放送のテレ朝系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)で紹介された。

 パフォーマンス維持・向上のため徹底した体づくり、食生活を行う大谷。WBC中も、試合前の食事として「大盛りご飯、ゆで卵5~6個、ブロッコリー、サラダ」をチョイス。ソフトバンク・近藤健介外野手が「パスタにツナとケチャップかけて、肉とか焼いて乗せるのが好き」と話すと、「俺は塩」と大谷。「人生つまんなくない?おいしくないじゃん」と言われ「おいしいよ」と答えた、という話が紹介された。

 MLBアナリストの古内義明氏は「侍ジャパンが発注したお弁当の唐揚げも大谷君は食べない。彼はホテルでルームサービスを取って、必要な栄養素が入ってるメニューを選んでいたようだ」と振り返った。日本ハム時代も、寮で出るとんかつの衣をはがして食べたり、オフ中の友人との食事会では「乾杯程度でお酒は飲まない。サプリを入れたリュックを背負って参加した」、「昨年、選手たちと食事に行ったのはおそらく5回未満」などのエピソードを明かした。

 大谷は自ら食事について勉強し、「サプリもそれぞれに飲む時間が決まっている。管理栄養士さんが質問のレベルが高すぎてびっくりしたそうです」と大内氏。大谷自身は「メジャーでは自分のような(二刀流の)前例がない。トレーニングや食事のモデルケースがないから自分の体でテストしながらやっている」と話していることから、大内氏は「手探りの中で、100年ぶりの二刀流を達成してるということ」と、才能だけでなく努力や試行錯誤の上にある成功であることを強調していた。 

続きを表示

2023年4月11日のニュース