【今夜の“男女逆転”大奥】第3話 有功つぶやき…江戸にも“修羅の道”「鎌倉殿の13人」義時彷彿?

[ 2023年1月24日 10:00 ]

ドラマ10「大奥」第3話。万里小路有功(福士蒼汰)(C)NHK
Photo By 提供写真

 “男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥」(火曜後10・00)は24日、第3話が放送される。今夜の注目ポイントを探る。

 <※以下、ネタバレ有>

 第3話は「三代将軍家光・万里小路有功編」。有功(福士蒼汰)は、家光(堀田真由)から贈られた猫に「若紫」と名付ける。若紫の存在で家光と有功の距離は次第に縮まっていく。一方、有功の部屋子・玉栄(奥智哉)は有功のことを良く思わない者たちから嫌がらせを受け始める。有功もまた玉栄の変わった様子が気掛かりに。そんな中、有功と家光をつなぐ若紫を巻き込んだ“ある事件”が起こってしまうのだった…という展開。

 原作は、隔月刊誌「MELODY」(白泉社)に2004年8月号から21年2月号まで連載された漫画家・よしながふみ氏の同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描き、センセーションを巻き起こした。全19巻は累計600万部(紙・電子)を誇る。

 過去3度、映像化。今回は家光編から物語のラスト・大政奉還まで初めて映像化される。脚本は連続テレビ小説「ごちそうさん」、大河ドラマ「おんな城主 直虎」などの森下佳子氏が手掛ける。主題歌はシンガー・ソングライター、幾田りらが新曲「蒲公英」(たんぽぽ)を書き下ろした。

 公式サイトの次回予告。有功は「ここは、修羅道やな。因果が巡り、絡まり…」とつぶやき。“修羅の道”と言えば、昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも登場。SNS上の話題を集めた。

 第44話「審判の日」(昨年11月20日)、主人公・北条義時(小栗旬)は3代鎌倉殿・源実朝(柿澤勇人)を見限り、弟・北条時房(瀬戸康史)に「おまえだけには伝えておく。ここからは修羅の道だ。付き合ってくれるな」と公暁による実朝暗殺計画と自身による源仲章(生田斗真)討ちを打ち明けた。

 男女逆転「大奥」の有功を待つ“修羅の道”とは――。

続きを表示

この記事のフォト

2023年1月24日のニュース