杉村太蔵、新型コロナ政策に疑問 治療薬の開発遅れを懸念「利益が出るのは明らかにワクチン」

[ 2022年9月21日 12:15 ]

杉村太蔵
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 元衆院議員でタレントの杉村太蔵(43)が21日、コメンテーターを務めるテレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)に出演。20日から高齢者などを対象に接種が始まった新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した新ワクチンについて言及した。

 新ワクチンは、今月20日に4回目接種の対象となっている60歳以上や医療従事者から接種を始め、10月半ばごろには2回以上接種した12歳以上の全ての人に対象を広げる。厚労省によると、新ワクチンはオミクロン株に対し従来品を上回る重症化予防効果があるとされ、短期間の可能性があるが発症予防効果や感染予防効果も期待できる。今後出現する変異株に対しても有効である可能性が高いとしている。

 政府のワクチン政策について、杉村は「お金の話をして申し訳ないんですけど、製薬株式会社、民間会社にお任せすると、製薬会社からすると、万が一かかったときの治療薬を開発するのと、かかってない人に打つワクチンを開発して販売するのでは、どっちが利益になるかといったら、明らかにワクチンの方」といい「治療薬の開発が遅れるんじゃないかと、僕の中で懸念がある」と疑問視。

 「僕は、かかったときに治す薬を開発してくれと思うんですよ」と持論を語り「今のこの流れだとそれが進まないのではないかという懸念が僕の中にあります」と繰り返し指摘した。

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2022年9月21日のニュース