上原浩治氏 中日・根尾の1軍初登板に「投手として鍛えるんであれば2年、3年必要」

[ 2022年5月22日 16:01 ]

上原浩治氏
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 元巨人エースで、メジャーでも活躍した上原浩治氏(47)が22日、コメンテーターを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)にリモート出演。中日の根尾昂外野手(22)が、21日の広島戦で1軍マウンドでプロ初登板を果たしたことについてコメントした。

 根尾は1―10の8回に6番手で登板。先頭打者の坂倉に右前打を浴びたが、続く小園を右飛、磯村を中飛に退けると、最後は中村健を二ゴロにしとめ、1回無失点で役割を果たした。さらに9回には「4番・投手」でそのまま打席に立ち、一ゴロに倒れたが、「二刀流」でファンを魅了した。セ・リーグで野手登録の選手が登板するのは20年8月6日に巨人・増田大輝内野手が阪神戦(甲子園)で2/3回を無失点に抑えて以来となった。

 上原氏は「投手としての根尾君っていうよりも、野手の中での根尾選手ですよね。他の投手陣を休ませるためにっていうところですよ。だから点差が開いている時にしか使うことはないんじゃないかなと僕は思います」と言い、司会の関口宏が「そこで育っていけばねえ、ひょっとするとってこともあるはねえ」と話すと、「投手として鍛えるんであれば2年、3年必要ですよね。今すぐ投手でっていうのはちょっと厳しいと思います」と“投手・根尾”について考えを示した。

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2022年5月22日のニュース