東国原英夫　自民「安倍派」発足に「今後キングメーカーとしてどういう動きをされるのか」

　元宮崎県知事で衆院議員も務めたタレントの東国原英夫（63）が11日、TBS系情報番組「ゴゴスマ～GOGO！Smile！～」（月～金曜後1・55）に出演。自民党最大派閥の細田派が同日に所属議員による総会を開き、安倍晋三元首相の派閥復帰と、衆院議長に就いた細田博之氏の後任となる会長への安倍氏就任を正式決定し、「安倍派」をが発足させたことに言及した。

　安倍氏は「次の世代に誇りある日本を引き継ぐため、皆さまと共に力を尽くしていきたい」とあいさつし、憲法改正にも触れ「改憲は立党以来の党是だ。われわれが議論の先頭に立とう」と呼び掛けた。安倍氏は2012年の党総裁就任に伴い、細田派前身の町村派を離脱。20年9月の首相辞任後も無派閥だったが、派内では復帰と会長就任への期待が高まっていた。

　東国原は「強いですよねえ、これで80数名の派閥の領袖になるわけですから今後キングメーカーとしてどういう動きをされるのかなあと」と注目していると言い、「岸田さんは林さんを外務大臣にしましたから。後継者なんですよ、宏池会の。林さんが次の総裁選で名乗りを上げるでしょう。河野さんも出て来るでしょう。それで安倍さんが誰を出すのか。僕は高市さんあたりを出してくるんじゃないかと思います」と予測した。