清原果耶 朝ドラの現場で覚えたもの「セリフを毎日覚えすぎて、他のものを覚えたくなった」

[ 2021年10月19日 12:28 ]

清原果耶
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 NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)でヒロインを務める女優・清原果耶(19)が19日、同局「あさイチ」(月~金曜前8・15)に生出演。撮影現場での意外な素顔が明かされる場面があった。

 撮影を終え「約1年間ぐらい、撮影していたんですけど、毎日、勉強の日々というか、キャストの方だったり、スタッフの皆さんにいろいろなことを教わりながら過ごせた時間がものすごく、アップしてみて感慨深いもの、すごく大きかったなというふうに思いますし、大変って聞いていたんですけど、楽しかったですね、1年間」と笑顔を見せた。

 “モネ”の恋人“菅波先生”を演じた坂口健太郎(30)はVTRでコメントを寄せ、「塩見湯のセットの中に魚の漢字が書かれている手ぬぐいがあって、撮影の合間にその漢字を何個書けるかテストをやっていた。僕は問題を出す側で、ブリって言ったら鰤の漢字を書いたり、ナマズって言ったら、鯰の漢字を書いたり、そういうことをしてました。すごいです、その吸収率というか、スポンジのようなパッと見ただけで、50個ぐらいは書いてましたよ」と清原の現場での様子を明かした。

 清原は「もともと魚へんの漢字に詳しくはなくて、その日、たまたま撮影のスケジュールが割とゆったりで、何しよう、漢字覚えようってなって、50個ぐらい書いてましたね」と笑顔。スタッフから「円周率も20桁くらい書いていた」との情報が出されると、清原は「書いてましたね。セリフを毎日覚えて出してっていうのをしすぎて、他のものを覚えたくなったんですよね。それですごい何かを覚えたくなった時に、魚の漢字をやって、円周率ってなって、みんなでやってました。セリフばっかりやってたので」とあっけらかんと笑った。

 さらに「ウクレレを1日1曲弾いていた時期もあった」との情報も。これにも清原は「ありました」と認め、「ちょうどクリスマスの時期で、みんなでクリスマスソングを1曲決めて、練習して、浜野健太さんと坂口さんも一緒にみんなで演奏会してました」とエピソードを披露した。

 この話に、番組MCの博多大吉(50)は思わず「みんな楽しくやってるじゃない!」とツッコミ。毎日、モネたちを見守っているだけに「リアルとファンタジーの差がわからなくなって」と苦笑してしまうほどだった。

 朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

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2021年10月19日のニュース