剛力彩芽 「歌は自信ない」けど…20代最後にミュージカル挑戦「『いやいや私なんて』はもう違う」

[ 2021年9月14日 12:15 ]

剛力彩芽
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 女優・剛力彩芽(29)が、14日放送のフジテレビ「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)にVTR出演し、世間のイメージとのギャップや今後の芸能活動への意欲を語った。

 番組では、剛力がDream Ami(33)とダブル主演を務め、9日に初日を迎えたミュージカル「♯チャミ」(東京・竹芝、自由劇場)の稽古から密着。その中で剛力は「今年は挑戦の年だと思います。ここを乗り越えられたら、自分の自分に対する向き合い方がちょっと変わるのかなと思います」と、舞台に対する向き合い方を語った。

 20代最後の1年。人々が持つフレッシュなイメージとも葛藤を続けてきたという。「20歳を超えたくらいから、『私はこのまま20代後半も30代も40代も元気で明るいフレッシュなままで行くのか?』という疑問というか、それをやり続けるには苦しいと思っちゃって」。時には「『すごくいい子って聞いてるよ』って、初対面の方から言っていただけることがあって、『私、全然悪い子です』とか言っていたんですけど」と、あえて反発した経験も明かした。

 長く所属した事務所を昨年で離れ、個人事務所を設立して独立した。「自分自身で挑戦することとか、責任感をより持つこととか、本当に一つ一つのことがすべてが自分に返ってくる」と、環境の変化を痛感。いちタレントとしてだけではなく、社長としての一面も加わり、「今までもそうではあるけど、たくさん守ってもらっていた分、私が誰かを守らなければいけない環境。そこはこの1年で大きく変わったところ」と責任感を口にした。

 「歌うことに対して自信がない」という剛力も、あえてミュージカルで主演を務めることで、殻を破る気概で臨んだ。無事に初日を終えると、「ある意味、今望んでいたところに一歩踏み出し始められたような気がします」と振り返った。「まだまだ自分に実力が足りていないと、今でももちろん思います」と自己分析しつつも、「でもやっぱり(主役を)いただけたからこそ、『いやいや私なんて』っていうのはもう今は違うだろうなって。もう来年30なので、そろそろ不安とか、自分に自信がなくてもしっかり力を入れてないといけないのかな」と、決意の強さをうかがわせた。

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2021年9月14日のニュース