「おかえりモネ」山神アナコンダ明理氏も登場「天気予報の何百倍も緊張」清原果耶「優しさがモネそのもの」

[ 2021年9月14日 08:20 ]

連続テレビ小説「おかえりモネ」第87話。朝ドラはもちろん、ドラマ初出演を果たした気象予報士の山神明理氏(C)NHK
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 NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の気象キャスター指導を務める気象予報士・山神明理(あかり)氏(32)が14日に放送された第87話に登場。朝ドラはもちろん、ドラマ初出演を果たした。主人公・百音(清原果耶)が勤める気象情報会社ウェザーエキスパーツの社員役。「たった数行の台詞を話すのに必死で、天気予報の何百倍も緊張しました」としながらも、清原の気遣いに「優しさがモネそのものでした。菅波先生になりたいと思いました」と振り返った。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

 第87話は、百音(清原)が提案した企画は「あなたの町の気象予報士 全国津々浦々計画」。土地の産業や医療などと連携する地域密着型の予報士の必要性を力説した。しかし、安西社長(井上順)に「採用になったら、地元に帰る?」と問われ…という展開。

 百音のプレゼンを聞き「確かに年々、私たちの想像を超えるような気象現象が起きていますもんね」(山神氏)「うん。気象予報をさらに生かすには地域に密着した情報まで落とし込んで伝えることが大事かもしれませんね」(気象予報士の斉田季実治氏)「悪くないんだけどね。それって、うちの会社が日本全国の自治体に気象予報士を派遣するってこと?」(安西)と論評した。

 山神氏はNHK「ニュース シブ5時」(月~木曜後4・50)に出演中。今田美桜(24)演じる気象キャスター「神野マリアンナ莉子」ならぬ「山神アナコンダ明理」を名乗る。

 前日(9月13日)の第86話ラストにも登場したが、台詞はこの日が初となった。

 ▼山神明理氏 とんでもないことが起こりました!まさか私が朝ドラ『おかえりモネ』に出演させていただけるなんて。朝ドラが大好きな両親は「いつ放送なん?知り合い皆に言わんと~」と大喜びでした。仏壇に手を合わせて、朝ドラが大好きだった天国の祖母に報告したそうです。どこかで聞いた話です。家族で大喜びしたものの、本番はたった数行の台詞を話すのに必死で、天気予報の何百倍も緊張しました。合間の時間、ヒロイン清原さんに「長い台詞をスラスラと本当に凄いですね」と話し掛けさせていただいたところ「短い台詞の方が難しいですよね」とのこと。数行の台詞にガチガチになっている私を気遣ってくれたのでしょう。優しさがモネそのものでした。菅波先生になりたいと思いました。最後になりましたが、朝ドラ制作の皆様、このような素晴らしい機会を下さり、本当にありがとうございました。そして視聴者の皆様、私も今後の展開を知りません。最後まで一緒に楽しみましょう!

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2021年9月14日のニュース