ムネリン 大谷翔平の通訳論争に「絶対必要」 自身は身振りで交流も「よう文句言われました」

[ 2021年7月14日 16:51 ]

川崎宗則
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 ソフトバンクや大リーグで活躍し、現在はルートインBCリーグ・栃木に所属する川崎宗則内野手(39)が14日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演し、大リーグ時代の言葉にまつわる体験を語った。

 番組では、大リーグ・エンゼルス大谷翔平(27)が初出場した13日(日本時間14日)のオールスターゲームについて特集。その中で、米スポーツコメンテーターのスティーブン・A・スミス氏が大谷について、「通訳を通してメディアと話すのは大リーグにとって悪影響だ」と指摘し、外国人嫌悪に当たるとして批判が寄せられていることも取り上げた。

 MCの坂上忍(54)が「自分で英語をしゃべった方が好感度は上がるのかもしれないけど、誤解のないように自分の意思を伝えるには通訳を使った方がいいんじゃないの?」と話すと、川崎は「絶対必要ですよ」と断言。「日本語って難しいんですよ。ニュアンスが。それを自分で英語でしゃべって、違うふうに解釈されるストレスを抱えたくないんですよね、大谷選手も」と続けた。

 川崎は大リーグ時代、通訳を付けず、持ち前の明るい性格とボディーランゲージでチームメートにとけ込む姿が話題になった。「おぎやはぎ」矢作兼(49)が「いつも大爆笑でしたもんね」と話すと、小木博明(49)も「あれは誇りでしたよ、日本のね」と絶賛した。

 ところが川崎には当時、相手に意図が伝わりきらずに誤解を招いた苦い経験もあるという。「僕も勘違いされてから、よう文句言われましたよ、逆に。こっちは冗談のつもりで言っているのに、違うとか。あるんですよね」。さらに「勉強をちゃんとせないかんな、と思いました。何してたんだ、俺は。中学校とか」と反省を口にし、笑わせた。

 川崎らしいユーモアまじりのアドバイスではあったが、伊藤利尋アナウンサー(48)は「誤解されると困るというのは、先輩からの重いアドバイスだったようにも思います」とまじめにまとめていた。

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2021年7月14日のニュース