藤井聡太2冠 順位戦で久保利明九段と対局 久保とは過去2勝3敗

[ 2021年7月6日 12:11 ]

名人戦B級1組順位戦で久保利明九段と対局した藤井聡太2冠(日本将棋連盟提供)
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 藤井聡太2冠(18)=王位、棋聖=が6日、大阪・関西将棋会館で名人戦B級1組順位戦の4回戦に臨み、久保利明九段(45)と対局した。先手は藤井。戦型は振り飛車党の久保が飛車を4筋に振り、さらに藤井が角交換を選択して角交換型四間飛車になった。その後、久保は2筋へ飛車を振り直し、昼食休憩に入った。

 同級は13人が年間の戦いを通じ、2人の昇級枠を争う。ここまで藤井は2勝1敗、久保は2敗。

 藤井は3日、棋聖戦第3局に勝利し、18歳11カ月でのタイトル防衛と獲得3期による九段昇段の最年少記録を更新した。以来、中2日挟んでの対局。棋聖を防衛しても王位戦では豊島将之竜王(31)=叡王との2冠=の挑戦を受け、7番勝負は現在0勝1敗。25日開幕の叡王戦では5番勝負の挑戦者にその豊島を迎える。多忙な夏を過ごす藤井は10日、中3日で竜王戦決勝トーナメントで山崎隆之八段(40)と対戦する。

 久保との対戦成績は藤井の2勝3敗。豊島には1勝7敗で大きく負け越すが、久保も4年連続8割超えの高勝率を残す藤井が負け越す計8人のうちの1人。昼食メニューは藤井が肉なん定食(やまがそば)、久保はひと口ヘレカツ(イレブン)。

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2021年7月6日のニュース