剛力彩芽「ずっと娘でいたかった」 橋爪功&高畑淳子の娘役に「幸せ」 主演ボイメン水野は共演に恐縮

[ 2021年5月10日 19:27 ]

映画「お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方」完成披露報告会に出席した剛力彩芽
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 女優の剛力彩芽(28)が10日、都内で行われた映画「お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方」(監督香月秀之、21日公開)の完成披露報告会に出席した。

 橋爪功(79)と高畑淳子(66)が演じる熟年夫婦の娘を演じた剛力は「とても幸せでした」とにっこり。「初日から家族の食卓のシーンで正直緊張していた。家族らしさが出るシーンなのに大丈夫かなと思っていたけど、自然に娘になれる空気だった。いい意味で役作りしすぎず、そこに存在できた。ずっと娘でいたかったです。2人に引っ張ってもらった」と感謝した。

 橋爪の妻を演じた高畑は、撮影中「橋爪さんはムスッとして、口も聞いてくれなかった。剛力さんが来ると『かわいいね~こっちおいで~』って感じなのに、私が話すと『うるさいんだよ』って」と苦笑し、「でもいま思えばあれは橋爪さんの作戦。冷え切った夫婦を演出していたんだと。面白い人を旦那に持ったなと思っている」と振り返った。

 映画は、生きている内に人生の整理をして、余生を新たな気持ちで全うするという“終活”がテーマ。主演は名古屋発の9人組グループ「BOYS AND MEN」のリーダー水野勝(30)が務めた。

 水野は、橋爪、高畑らベテラン俳優に囲まれての演技について「めちゃくちゃ緊張した。ずっと小さい頃から見ていた方なので恐縮。自分がどんなお芝居を返すことができるのか緊張しましたね。でも2人のすばらしいお芝居に引き出してもらいました」。また、現場では高畑が「僕がどんな人なのかを聞いてくれた」といい、「無名の僕がどういう気持ちで臨んだのか熱い話を涙して聞いてくれたんです。カメラが回っているとき、いないとき、全部が財産になるような時間だった」と充実の表情だった。

 会見にはそのほか、松下由樹(52)、香月監督(64)も出席した。

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