「鬼滅」あるか興収世界1位 主要キャラ・煉獄杏寿郎、10日誕生日に注目

[ 2021年5月10日 05:30 ]

「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」(C)吾峠呼世晴 / 集英社・アニプレックス・ufotable
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 海外でも快進撃を続けている日本のアニメ映画「鬼滅の刃」が10日に、2020年に公開された映画の興行収入世界一に躍り出るか注目が集まっている。同日は主要キャラクター煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)の誕生日という設定だけに、ファンも「煉獄さんが世界一の男になるか」と胸を高鳴らせている。

 米映画情報サイト「THE NUMBERS」によると、「鬼滅の刃」の世界興行収入は約510億3000万円。昨年封切りされた作品では中国映画「八佰」の約513億1000万円に次いで2位につけている。「八佰」は昨年8月に中国で公開されてから国内市場にとどまる一方、「鬼滅」は4月に米国で公開されると初週に約23億円を叩き出した。2週目の週末(4月30日~5月2日)に7億円で全米1位を獲得。3週目のデータは日本時間10日にも公表されるとみられ、成績次第では首位が入れ替わる。

 新型コロナウイルスの流行でハリウッド作品の公開延期が相次ぐなど世界市場が冷え込んでいるとはいえ、同サイトの記録が残る1975年以降、各年の世界興行収入ランキングで1位になった日本映画はない。「鬼滅」が快挙を達成するか熱い視線が注がれそうだ。

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