Cocomi 声優デビュー!アニメ映画「…肉子ちゃん」主人公の娘役 プロデュースのさんま絶賛

[ 2021年3月19日 07:00 ]

声優に初挑戦するCocomi
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 俳優の木村拓哉(48)と歌手の工藤静香(50)の長女でモデルのCocomi(19)が、アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」(監督渡辺歩、6月11日公開)で初めて声優に挑戦し、映画デビューを飾る。大竹しのぶ(63)が演じる主人公・肉子ちゃんの娘キクコという主要キャラクターへの抜てき。起用のきっかけは、木村と家族ぐるみの付き合いのある企画・プロデュースの明石家さんま(65)だった。

 Cocomiは大のアニメファンで、中学時代に声優の養成所に通っていたほど。このことをさんまが覚えていて「一度、声を聞かせてもらおう」と提案し、テストのアフレコ収録を行いキクコのセリフを読んでもらった。さんまは「凄く良かった」と絶賛。オファーを受けたCocomiは「とても光栄に思います。まさか中学生の時の話を覚えていてくださったとは思っていなかったのでうれしかった」と挑戦を決意した。

 キクコについては「少し面倒事になりそうな雰囲気になると、流れに任せたりするキクコちゃんと私自身の考え方がとても似ていると感じました」と感想。既に映画館や公式サイトで流れている予告の収録を行っており「私と肉子ちゃんはちょっと訳ありで、漁港の船で暮らしている」というナレーションなどで透き通った声を披露している。

 本編のアフレコは4月からの予定。「とても緊張していますが、キクコちゃんの性格や素敵なところを皆さんにしっかり伝えられるよう頑張ります」と意欲。さんまも「キクコは肉子ちゃんの前だけ大阪弁、他の人の前では標準語に近い土地なまりが入った言葉を使い分ける難しい役柄。Cocomiちゃんは凄く練習してくれている。期待しています」と楽しみな様子だ。

 Cocomiはフルート奏者でもあり、映画の音楽を手掛ける作曲家・村松崇継氏の発案で劇伴のフルート演奏を担当することも決まった。

 ◆Cocomi(ココミ)2001年(平13)5月1日生まれ、東京都出身の19歳。3歳からバイオリン、11歳からフルートを始める。19年、日本奏楽コンクールで最高位を受賞。現在は大学1年生で、NHK交響楽団の神田寛明氏に師事。20年、ディオールのアンバサダーに就任し「VOGUE JAPAN」表紙でモデルデビュー。妹のKoki,(18)もモデルとして活動。

 《「鬼滅」で炭治郎役、花江夏樹が同級生役》「鬼滅の刃」の竈門炭治郎役で知られる声優の花江夏樹(29)がキクコの同級生・二宮を演じることも決まり「彼が持つ一癖ある言葉や独特の感性を表現できるよう演じられれば」と抱負。「大竹さん、Cocomiさんとのアフレコが楽しみ。頑張ります」と期待している。

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