草なぎ剛 日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞 稲垣、香取へ感謝の言葉も

[ 2021年3月19日 22:08 ]

「ミッドナイトスワン」で最優秀主演男優賞に輝き、喜びを語る草なぎ剛
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 第44回日本アカデミー賞の授賞式が19日、都内のホテルで行われ、最優秀主演男優賞に草なぎ剛(46)が選ばれた。対象作品は「ミッドナイトスワン」(監督内田英治)。

 トランスジェンダーの主人公が育児放棄に遭った少女と共同生活を送る物語。草なぎは初となるトランスジェンダー役を演じきった。脱毛を行い、その“妖艶”な姿も話題となった。

 草なぎは初めてとなる同賞受賞を知らされると、「いや、あの、まじっすか。ごめんなさい。頭真っ白になってしまって」と驚きの表情。「新しい地図」としてともに活動する稲垣吾郎(47)、香取慎吾(44)に触れ、「慎吾ちゃんとか吾郎さんとか本当に近い人たちが支えてくれて、今日ここの舞台に立てたんだなと思って嬉しいです」と、しみじみ話した。

 「一人の力では到底たどり着けないところですし、映画って」と周囲のサポートに感謝。「一人一人の人生がよりよく自由に全うできるようなそんな作品作りと人との関わりの中で、これからも自分の人生を全うしていきたいと思います」と決意を述べ、「これからも精進してして頑張ります」と誓った。

 昨年行われた大ヒット舞台あいさつでは、「“代表作になる”と冗談で言っていたら、本当になっちゃった」とお茶目に話し、胸を張っていた。同映画でブルーリボン賞主演男優賞も受賞した。

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2021年3月19日のニュース