古舘伊知郎 21日期限の緊急事態宣言に「あと1カ月維持して今よりもきつめに」

[ 2021年3月17日 14:54 ]

フリーアナウンサーの古舘伊知郎
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 フリーアナウンサーの古舘伊知郎(66)が17日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。首都圏1都3県に発令中の新型コロナウイルス緊急事態宣言について言及した。

 政府は17日に緊急事態宣言を巡り、21日の期限通りに解除する方向で最終調整に入った。菅義偉首相は同日夕、西村康稔経済再生担当相、田村憲久厚生労働相ら関係閣僚と詰めの協議をする。政府内では4都県で病床使用率などがおおむね落ち着きつつあり、宣言解除に踏み切るべきだとの声が強まっている。

 古舘は「1都3県に関しては、あと1カ月なら1カ月と決めて緊急事態宣言を維持した方がいいと思っています」とし、その理由を「そもそも2週間延長という時に、こんなおためごかしはないと思ったんですよ。2週間でどう変わるんだと思ったんです。変異株が主流になっていって、その変異株もさらに変異していく。そういう状況下でどのワクチンが1番有効か有効じゃないかということも分からない中で、ワクチン接種のスピードと、解除となった時の人の気分ということを考えると、私はリバウンドが非常に怖いんです」と説明。

 そして「だから例えば大阪など都会系の所はまん延防止等重点措置できちっとやるという意見に大賛成ですし、北海道だって沖縄だって弱冠2ケタだって怖いところがありますから厳しくやんなきゃいけない流れになっているのは分かるんですが、1都3県に関しては東京の数字の300何人で言うと、ここは緊急事態宣言をあと1カ月維持して今よりもきつめに百貨店をいったん休むくらい、その分の手当てをやるという本当の意味での緊急事態宣言で今試して2ケタまで落として、ここの数字が出たら解除くらいまでやらないと僕はいけないと思っている」と自身の考えを述べた。

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2021年3月17日のニュース