武井壮 東京五輪「中止」「延期」二択論に反発 「こういう時期だからできる五輪を考えたい」

[ 2021年1月25日 22:06 ]

武井壮
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 タレントの武井壮(47)が25日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に出演し、「中止」「延期」の憶測が飛び交っている今夏の東京五輪について“条件付き開催”を提案した。

 IOCは出場全選手への新型コロナウイルスワクチンの優先接種を検討する方針と伝えられている。

 武井は「(IOCは)当然開催したいと思っている。世界中のあらゆる企業が投資している。日本も多額の設備投資をしている。開催することで経済効果が生まれるものなので、中止だと、何も取り返せないで終わってしまう」とIOCの意向を推測。

 そのうえで「なるべく危険を避ける。観客のことだったり、輸送のことだったり。いろんなことを、これならば開催できる、という形を議論していくのが今はいいんじゃないか」とした。

 中止か開催かの二択には否定的という武井は「もし、やるとしたら、こういう条件ならOKできる。それでも参加したい国や選手がいるなら集めてもいいんじゃないか。(地域、人数が)限定的になっても仕方がないと思っている。もともと五輪は平等なものじゃない。戦争をしていたり、飢餓に苦しむ国があったり、まともに練習できない国もたくさんある。すべてが平等というわけでは、もともとない。お金のある国が練習施設が整っていたり、派遣できる人数が多かったりもする。こういう時期だからこそ、できる五輪の形を考えてもいいじゃないか」と持論を語った。

 また、国内ではコロナワクチン接種の順番(医療従事者、高齢者の順など)をめぐり、議論も起きている。この点について、武井は「おおまかにはいいと思う。ただ、高齢者と同居する家族も(優先順位の上に)入れるべき。(それぞれの)状況で、加えていったほうがいいかな」などと指摘した。「教員」や「自衛隊員」など人命を守る職業の人も優先したい、との視聴者の意見にも賛成していた。

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2021年1月25日のニュース