キンコン西野 苦境の“劇場芸人”支援「恩返し」1日1組10万円 YouTubeネタ披露 ギャラとして

[ 2021年1月25日 14:20 ]

「キングコング」の西野亮廣
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 お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣(40)が25日、自身のブログを更新。コロナ禍の影響を受けた苦境の“劇場芸人”を支援すると発表した。1日1組10万円。自身が製作総指揮・脚本・原作の「映画 えんとつ町のプペル」の宣伝も兼ね、自身のYouTubeチャンネルを「プペル寄席」と改名し、ネタを披露してもらってギャランティーとして受け取ってもらう。この日午後7時からスタート。初回は、お笑いコンビ「バンビーノ」が登場する。

 西野は「今、新型コロウイルスの影響で、いろんな人が本当に苦しい思いをしていますが、御多分に漏れず、劇場で食っているお笑い芸人さん達も本当に大変なんです。今、お笑い劇場の客席が埋まることなんてなくて、劇場は、チケットの売り上げが全てですから、どうにもこうもならない。すでに、オンラインで人気を獲得していた芸人は、活動のメインをオンラインの方に移行することができましたが、皆が皆、それができるわけがない。で、私キングコング西野亮廣は、テレビやネットから出てきた芸人ではなく、劇場生まれ劇場育ちの芸人で、劇場で活動する芸人さん達の背中に憧れ、学び、切磋琢磨して、今、こうしてなんとか活動させてもらっているんですね。劇場芸人がいないと、僕は何者にもなれていなかったんです」と劇場への思い入れを吐露。

 「劇場芸人さんに恩返しをするのなら今だと思うので、1日1組ずつではありますが、10万円ずつ支援させていただきます」と発表した。

 「僕は芸人のプライドもよく知っているので、ここで『100%支援』としてしまうと、受け取ってもらえないことも知っています。なので、僕のYouTubeチャンネルを『プペル寄席』に改名して、そこでネタを披露してもらって、そこの出演ギャラとして10万円をお渡しさせていただきます。『プペルの宣伝』というメリットが僕にもキチンとあるので、それなら、気持ちよく受け取っていただけるかなぁと」とWin―Winを狙う。

 「この活動をいつまで続けるかは決めていませんが、コロナはしばらく落ち着きそうにないので、しばらくやります。お金の出所は、僕がプペルの宣伝用に作っているお金と、それでも足りなければ、オンラインサロンの売り上げから出します。100組なら1000万円、極端な話、1000組になったら、1億円。なんとか用意します。『俺も出たい』という劇場芸人さんがいたら、僕か会社に連絡してください。芸人さんには、いつか、コロナが落ち着いたら、呑み屋で奢ってもらえると嬉しいです」とした。

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